かつて、転勤はサラリーマンの宿命とは言った。
ずっとずっと好きな土地に暮らして働けて、そこでいつまでも働けることを保障されている人は、かなりの才能に恵まれた優秀な人だとか、仕事を選ばず報酬を犠牲にしてでもその土地に固執する人だとか、幸運な人だとか。今の時代、それを選べることが出来ないのが当たり前だと思ったほうがいいように思う。
かくいう私も選べない。岩手で生まれて生涯まで骨をうずめていくはずが、なぜか三重県にきて働いている。震災以降はなおさら岩手に仕事もないのでいつ帰れるか全く分からない。
今日は松阪で送別会。

送り出す人は私の逆で、三重で生まれて育ち、三重で骨をうずめるつもりの人が、なぜか岩手に転勤することになった。
彼が私と違うのは役人であること。いわゆる震災復興の自治体への応援だ。手がいくらあっても足りないのだろう。
私と彼を比べると。それぞれ置かれた立場はまさに今の時代を反映しているなあ。
きっと大変だと思うけど、望まれていくのだから是非岩手のためにがんばってほしい。東北にいるみんなには彼のことを暖かく迎えてくれるだろう。
ちなみにですが。松阪で食べる肉はおいしかったです。松阪牛ではないとは思うけど。
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